クロスSWOT分析で外さない「新商品開発コンセプト」を決める

SWOT分析、KPI監査、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。

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以前から経営改革の基本は3つの「新」であると言い続けています。

「新商品開発」

「新規顧客開拓」

「新人採用、新部署、入れ替え」

です。

その中でも「新商品開発」は企業が常に活性化して、顧客を飽きさせない努力として必要不可欠な事です。

しかし、思い付きや感覚だけでの商品開発は成果が出ません。

かと言って、一般論のデータをいかに分析しても「中小企業」ではなかなか合致しない事もしばしば。

そこで、新商品開発には「商品開発SWOT分析」をおススメしています。

商品開発SWOT分析は、実は今の「進化版クロスSWOT分析シート」で十分適応可能なのです。

1,技術系、独自系は「強み分析」から可能性を探る

商品開発の場合、アプローチが「強み分析」から入る場合と「機会分析」から入る2パターンがあります。

技術力や開発リソース、独自の経営資源に強みを持つ企業の場合は「強み分析」から入ります。

その場合その「強み」を、どう横展開可能かをかみ砕くようにします。

下記のフレームに沿って「強み分析」と横展開を記入していきます。

230224_強みフレーム1.jpg

2302024_強みフレーム2.jpg

このフレームが埋まると「強み分析」もそこそこ深堀ができていることになります。

 

2,「機会分析」で顧客ターゲットと顧客ニッチニーズを複数あぶり出す

一般的な業種や独自性のない企業では「機会分析」から入ります。

「機会分析」は、実際の顧客の声を中心に下記を整理します。

230224_機会分析フレーム.jpg

3,クロスの「積極戦略」で、商品コンセプトを整理

「強み分析」と「機会分析」で複数の可能性ができたら、ここでクロス分析です。

これが「積極戦略」と言われるもので、ここに「新商品コンセプト」やスペック、マーケティングなどが詳細に整理されます。

下記の商品コンセプトにつながるヒントを掲載しています。

230224_積極戦略商品ヒント.jpg

また実際の商品コンセプトの「積極戦略」では下記のようなフレームに整理することもあります。

230224_積極戦略商品開発フレーム.jpg

このように、論理的に筋道を立てて商品コンセプトを決めていくことで、「思い付き」「独りよがり」の商品開発を防ぐことができるのです。

 

これまでクロスSWOT分析を使って様々な商品開発の支援をしていますが、経営者や幹部と一緒に議論すると意外なものが出てくることもしばしばです。

 

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