事業再構築ではなく、全くの新規事業を見出す時のヒント2

SWOT分析、事業再構築、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。

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今回は「新規事業を見出す時にヒント2」をお送りします。

新規事業はリスクもあり、成功確率も決して高くないようです。

但し、経営者自身が諦めなければ、時間が掛かろうが、コストが掛かろうが成功するわけですが。

では、18のヒントの残り8項目を見ていきましょう

前回の10項目は下記です。

 

 https://re-keiei.com/blog/swot/1614-2022-02-21-04-15-34.html

10, 「皆が賛同するビジネスモデル」「皆が儲かると言うビジネス」は、失敗確率が高く、誰でも気付くと言う事は、既に儲からないビジネスモデルになっている

ニュービジネスモデルは、誰よりもより先に気付き、着手するから可能性があるもので、誰でも気付いた後では、価格競争しか待ってない。(ビジネスでは残り物には福はない)

11,Webだけにこだわるビジネスモデルではなく、リアルでも販売ネットワークづくりが可能である

Webだけで成り立つビジネスモデルは、全体的に減少傾向にある。「Web+何か」を絡めての顧客PRではないと、加速度的には進まない

12,一発必中の狩猟型ビジネスではなく、継続的受注やフォローでの収益が可能なビジネスモデルである

高価格商品で幾ら粗利(売上総利益)が高くても、「売り切りスタイル」は、長期継続ビジネスになりにくい

13、新規事業の分野は、自社の「経営理念」や「行動規範」からも整合性があるビジネスである

儲かるからと、若干でも如何わしいビジネスは、いかに儲かろうとも、手を出すべきでない。(「信用・信頼」は厳守である)

14、その新規事業を意思決定する前に、いろいろな仮説を踏まえて、徹底的に顧客の生の声(意見)を聴いている (アンケート調査だけではなく、中身のある直接ヒアリングを責任者自らが数10件以上実施し確認する)

そのビジネスにおける「顧客の購買理由(バイイングポイント)」を徹底調査する。その結果、考えてもいなかった商材特性も見える可能性もあり、更にその後の販促アイデアや、攻め方の戦略・戦術も見えてくる

15、法律や外部環境が変化すれば、即影響し、大幅な収益悪化やビジネスモデル自体が消滅するようなビジネスではない

法律による追い風ビジネスは一時的である。法律が変わってもビジネスが継続するのかどうかを検証する

16、新規事業を顧客に説明する時に、ビジネスモデル(新商品、新サービス)がシンプルで分かり易いものである

新商品や新サービスは、複雑な説明が必要なものは原則的に売れず広がらない。シンプルで分かり易さを徹底追及する

17、新規事業の商品やサービスは、顧客から「お金が取れるビジネス」か良くリサーチして検証している

顧客は無料や低価格なら、「良いサービス」も「良い商品」と評価することがあっても、売価が許容範囲を超えると「メリット(商品の付加価値)」がなければ購入することはない

18、新規事業が上手くいく理由が単なる思い込みでなく、論理的裏付けを検証している。例えば、「上手くいかない理由」「他社が参入しない理由」等、ネガティブな要素を検証している等

良い面だけの思い込みで参入しても失敗確率は高くなる。どのビジネスも裏がある。その裏を良く分析・検証してから参入する

 

前回の10項目は下記に紹介しています。

https://re-keiei.com/blog/swot/1614-2022-02-21-04-15-34.html

 

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