異業種のSWOT分析実例の使い方

SWOT分析コンサルティングのスキルを上げる方法はいろいろあります。場数が大事だと言うことは当然として、実際の現場で役立つノウハウやスキルといえば、やはり「実例の有無」でしょう。次に「ロープレ」による模擬訓練。そして現実的には「SWOT分析実例をプレゼンできるロープレ」を何回も行う事がスキルアップの近道かもしれません。

1、実例がなかった時代のSWOT分析のプレゼン

今でこそ、いろいろなSWOT分析実例が出回っていますが、私が本格的に「中小企業のSWOT分析」を展開 しだした15年前には、あまり参考になるものがありませんでした。だから、レベルの低いSWOT分析を、近しい間柄のクライアントに提供して、一緒に作り上げてきたというのが実態でした。その頃の事例と言えば、大企業の「後追い型」のケーススタディがほとんどでした。しかも、該当する大企業の戦略担当者のケーススタディではなく、大学教授や大手向けのコンサルタントが後付けで解釈したものでした。一番知りたかった「中小企業のリアルなSWOT分析」を入手する術がなかった訳です。

2、実例SWOT分析があると、説得力と理解度が急上昇

いかにSWOT分析の魅力や有効性を白紙のフレームで説明しても、初めてSWOT分析を体験するクライアントや幹部には、直球で心には響きません。ましてや「一般論の機会」や「汎用的な表現の強み」を説明されて、即自社の状況に照らし合わせて考えられるクライアントは相当なレベルの高い経営者や幹部といっていいでしょう。中小零細企業には、そんな方は滅多にいません。だから、事例が有効になるのです。実例を解説すれば、クライアント側の理解度が高まり、

「こんなことを言えばいいのか」

「『機会』はこんな表現をすべきなのか」

「ニッチとは、こんな切り口をすればいいのか」

「『強み』とはこんな表現を求めているのか」

「積極戦略の掛け合わせって、こんな感じなのか」

とわかってもらえるのが、検討会をより効果的に進める秘訣です。

3、自分の事例が積みあがるまでには、他社のテンプレートを有効活用する

本来ならコンサルタントや会計事務所職員が体験したSWOT分析事例を積み上げて解説するのが説得力もあるし、事例のポイントも把握しています。しかし、初期の私のように事例実例がない場合は、他社の事例を使って説明するしかありません。でも、私たちが定義している「ダメなSWOT分析事例」をネットから探し出して使用すると、クライアントは「そんなんでいいのか」と、誤解をしてしまいます。かと言って、誰でも知っているような大企業のSWOT分析事例を後付け解説しても、中小企業感がありません。やはり、他社事例を使うなら「中小企業のSWOT分析実例」がお勧めです。

4、「他社事例のSWOT分析テンプレート」が満載のサイトがスタート

SWOT分析実例やヒント集など、「SWOT分析コンサルティング」に必要な事例を集めたサイトを作りました。しかも、低価格でダウンロードできるので「使いたいとき即使える」ものです。提供データはPDFですが、この実例を使って

  • どんなSWOT分析の提案をするか
  • どんなトークはどんな展開するか
  • SWOT分析検討はどんな順番のするか
  • 所要時間、費用は

などの「SWOT分析テンプレート」の使い方マニュアルも無料でご覧頂けます。

SWOT分析業種別実例テンプレートは下記から。【SWOTクロス分析 ノウハウテンプレート】

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