誰もが知りたがっている事業再構築補助金用の事業計画書のフレーム

企業の「強み」を引き出すSWOT分析コンサルタントの嶋田です。

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恐らく、今回の事業再構築補助金の公募要領から、

「どういう事業計画書のフレームに沿って記載すれば良いのか?」

「A4で15枚以下とあるが、何を書けば良いのか?」

「事業計画書の注意点や審査項目は分かったが、どう書けば良いのか?」

この3月31日段階では、この疑問が多いと思います。

申請書フォームが4月になったら出るでしょうが、事業計画書はどうも各自任せにようです。

そこで、今回「事業計画書の注意点」と「審査基準」を加味して、必要な事業計画書フレームの目次を公開します。

実は、この書式に沿って既に数社の指導をしているので、書きやすい事は分かっています。

ただし、この書式目次に沿って書いたとしても、その根拠や合理的な説明ができないと、おそらくちぐはぐになります。

既にネット上では、いろいろな情報が飛び交っていますが、当社の事業計画書のフレームは「根拠ある合理的な説明ができる」事を念頭に置いています。

1,24の目次

事業計画書には、24項目の目次を用意しました。

その目次に沿って「フレーム」を設定しました。

フレームはここでは公開できませんので、目次だけ公開します。

1,現在事業の環境

 ⑴自社の基本情報とビジネスモデル俯瞰図

 ⑵現状の経営環境・競合状況・業績状況

 ⑶自社の「強み」

 ⑷自社の「強み」が活かせる分野と合理的な理由

 ⑸自社の「弱み」

 ⑹今後の可能性分野「機会」

 ⑺現在の市場の今後のリスクや「脅威」

2,新分野で取り組む箇所

 ⑴「強み」×「機会」で自社が「新分野展開」で目指す分野

 ⑵事業再構築「新分野展開」との適合性チェック(指針・手引書で)

 ⑶既存の同業他社とこの新分野の戦略のポジション比較(アンゾフ成長マトリックス)参照

 ⑷「新分野展開」でこのニッチ市場・ターゲットが求める事と選択した理由

 ⑸「新分野展開」で他社と差別化するUSP(独自のウリ)、同業他社との違い

 ⑹「新分野展開」で持続的に収益を上げるマーケティング戦略

 ⑺「新分野展開」の必要な設備投資・マーケティング投資等とその理由

 ⑻「新分野展開」の製品の価格帯とその理由

 ⑼「新分野展開」の数量・単価・売上の予測とその理由

 ⑽既存事業・製品の縮小撤退に伴う対策、メリット、リスクと対策の具体的説明

3,将来の展望と収益計画

 ⑴今後の5か年売上計画とその理由

 ⑵今後5か年の原価(粗利)付加価値の推移とその理由

 ⑶今後5か年の販管費の予定とその理由

 ⑷5か年収支計画表

 ⑸5か年付加価値額(営業利益+人件費+減価償却費)計画

 ⑹資金調達計画

 ⑺具体的な3か年行動計画

こういう目次に沿って、フレームを用意して事実や計画を記入していきながら、A4で15枚以内に収めます。

大事な事は、自社の事も新戦略の事もよくわからない審査官が、わずかな時間で判断するという事です。

彼は、審査基準や指針・手引書のチェックリストと照らし合わせながら、確認作業を進める事を考えれば、彼らに分かりやすい書き方が重要だと思います。

 

 

2,基礎となるのは「クロスSWOT分析」

そうは言っても、これら24項目を思いのまま記載することは難しいでしょう。

多分、どこかで矛盾が出たり、根拠不明なまま「適当な作文」をすることもあります。

しかしそれでは、たぶん審査で通用しないと思います。

何故なら、すべてにおいて「合理的な理由」を記載しなければならないからです。

この基礎部分、根拠部分は当社の「進化版クロスSWOT分析シート」で徹底して議論し記できると、ある程度埋まる事が実際の8社の企業で証明されています。

この8社とは、事業再構築補助金の申請の有無に関係なく「進化版クロスSWOT分析シート」で検討したものです。

今回、「進化版クロスSWOT分析シート」を私自身も多用し、それを当社のSWOT検定経験者でオンラインサロン受講者、zoomでSWOT分析ロープレ受講者には提供しています。

このシートの説明や実物を見せて解説すると、皆納得され「ここまで聞き出せば、事業再構築補助金の事業計画書は書けますね」と言われます。

いずれにしても、しっかりした「クロスSWOT分析」をする事が大大前提です。

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4月30日(土)18時からの「zoomオンラインサロン」でこの事業計画書のフレームを公開します。

4月6日は既に満席の為募集していませんが、その日の受講者にも当然、公開します。

またエクセルデータでお渡しします。

https://re-kentei.com/zoom-swot01.html

 

5月8日(土)のzoomでSWOT分析ロープレプレミアム受講者には、事業計画書フレームに沿った実例Excelデータを始め、今回6月に出版予定の各種のExcelデータを提供するつもりです。

現在2名が決まっていますが、後3名で募集終了です。

https://re-keiei.com/blog/swot/1345-zoom-swot-4.html

 

 

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