2025.4.19 昨今、経営者からのニーズが多い「幹部教育3テーマ」
社員の採用の難しさ、定着率の低さ、人材が育たない風土、業績の不安定さなど、課題山積の経営者の心は穏やかではありません。
特に人材育成や組織風土の課題は特効薬がないだけに、常に経営者は頭を悩ませているのです。
ここ1.2年の顧問先からのニーズで多いのが「組織に心理的安全性を確保しないと、若い社員が辞めていく。何とかならないか」と言う質問です。
これは幹部勉強会などの提案の機会にでもあります。
そこで昨今の幹部勉強会で若手の定着や心理的安全性確保のテーマなら、この3つのテーマがポイントになります。
●アンガーマネジメント
●コーチング
●ハラスメント
1,アンガーマネジメント研修の進め方
アンガーマネジメントとは「怒りをコントロールする技術」のことです。
ついカーっとなって激しい言葉を言ったり、言わないでもいいことを言ったり、最悪の場合、手を出したりします。
この怒りがコントロールできない管理職の下では、スタッフがいつもびくびくして「心理的安全性が確保」されず、退職者が後を絶ちません。
そこで、アンガーマネジメントの考え方や講義をして、管理職のアンガーポイントを自己認識させるのが、この研修です。
アンガーマネジメント研修を90分で行う場合のベーシックカリキュラムが下記です。
アンガーマネジメント研修では、資格がないとできない訳ではありません。
YouTubeなどで学習して、自分なりにレジメやテキストを作成することです。
2,コーチング研修の進め方
コーチング研修は「「命令せずに成果を引き出す幹部」への移行を支援するのが目的です。
1回くらいでそうそう大きな変化はありませんが、「世の中ではコーチングをすると人材育成がしやすくなるという意識」を少しでも持ってもらうことは大事です。
90分くらいの勉強会なら下記のカリキュラムがいいようです。
コーチングも特別な研修を受けたほうがいいでしょうが、必須ではありません。
コーチングの基礎理論や演習の仕方をYouTubeなどで学習し、自分なりにアレンジすれば結構です。
3,ハラスメント研修の進め方
最後に「パワハラ」「セクハラ」を中心とした仕上げの勉強会です。
この研修のポイントは、**「法令+風土」**の両面から幹部の役割を自覚させることです。
同じく90分の勉強会では下記のカリキュラムがおすすめのようです。
パワハラ研修は、最低でも年1回は実施すべきです。
リーダーや管理職の自身を振り返る自己認識やパワハラの境界線を理解してもらうことが定期的に必要でしす。
そして最近では「パワハラと言われたくないから、必要な指導や注意もできないリーダーや管理職も増えている現状から、「パワハラに臆病になりすぎた管理職の育成」も必要です。
これらの生成AIやYouTubeなどで学習してコンテンツを作成しましょう。
このように現在の管理職は、部門の人材育成のため「自発性」と「心理的安全性」を重視したマネジメントが求められています。
そういう幹部向け勉強会を年に1回でも開催する提案をすれば、経営者は受け入れるのではないでしょうか。
「自分はその分野の専門家ではないから」と消極的にならず、これを機会に経験をすることをお勧めします。
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