昨年末、毎度のことながら、賞与での査定で頭を抱え込む理事長や施設長、事務長が多かったのではないでしょうか?「人事考課を行っても、矛盾だらけで、評価能力のない管理職が行った人事考課の結果のみを鵜呑みにして、賞与や昇給の算定をすると大変な事になってしまう。」という経営陣の声は良く聞かれる所です。人間が人間を評価する。しかも、人によって価値基準の異なる情意評価の多い一般の人事考課は、運用を間違えれば、経営不振やチームワークの崩壊などの逆効果の要素も持っています。
長年多くの会計事務所の経営コンサルティングをしています。「会計事務所にコンサルって?」と疑問に思う人もいます。私がやっているのは、大きく分けて、「生産性向上」と「事務所経営の仕組みづくり」です。「生産性向上」とは、「関与先の新規開拓」と「関与先への付加価値の提供」です。