税理士が指導した経営計画書が、銀行から褒められた訳?

SWOT分析、事業再構築、経営承継可視化コンサルタントの嶋田です。

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ある経営者との会話です。

この経営者は、私の講座を受けている会計事務所の顧問先です。

会計事務所の指導で一緒に作成した「経営計画書」を融資担当者に説明した時、こんな褒め言葉を貰ったそうです。

かなり具体的に作成しましたね。SWOT分析から納得しやすい具体策です。いい税理士さんを顧問にしていますね」と。

その事を税理士に報告したら

「やっぱりSWOT分析の資料を入れて正解でしたね。そんなふうに評価されるとうれしいですね。SWOT分析を勉強した甲斐があります」と。

全てではないでしょうが、SWOT分析から生まれた論理的な「具体策」「独自性ある営業戦略」がある事で、「目標売上が絵空事」ではなくなる訳です。

では、その会計事務所はどのようにしてSWOT分析ノウハウを身に着けたのか?

1,まずはSWOT分析スキル検定を受講

最初の出会いは当社の「SWOT分析スキル検定 初級」を東京で受講した事が始まりでした。

もともと、MAS業務に関心があり「経営計画書に付加価値を付けたい」「経営具体策にもっと介入したい」という意識が所長自身にあり、先ずが所長が受講されました。

初級でしたので、「SWOT分析」の基本的な概念や「SWOT分析検討会のコーチング技術・ファシリテーション技術」を中心に学習しました。

この初級研修後、その所長から

「SWOT分析の概念が変わりました。この手法を使って経営計画書の実績を増やします。私だけでなく職員も受講させるのでよろしくお願いします」

と、大変感激されていました。

その後、その所長はもっとSWOT分析を深く学習する為「SWOT分析スキル検定 中級コース」へと駒を進めました。

https://re-kentei.com/swot-second-3.html

210130_SWOT検定中級QR.png

同時に3名の職員が「SWOT分析スキル検定初級」を受講しました。

この段階で「本気でSWOT分析ノウハウを経営計画書に注入する」という所長の強い思いがあったようです。

この事務所の職員からも

「最初は所長が行けと言われたからきました。

SWOT分析がYouTube動画や本、ネットで大体の事は知っていたから、別にそこまで勉強しなくても良いと思っていました。

しかし、所長からも聞かされたいたが、自分達が知っているSWOT分析、これまで見様見真似でしてきたSWOT分析とは全く違うものでした。

事例やその概念が学べただけでも大変いい一日でした」

と。

こちらが恥ずかしくなる位「べた褒め」でした。

所長だけでなく、職員数名が「SWOT分析スキル検定」に参加した事で、事務所方針としてキックオフができたという事です。

 

●SWOT分析スキル検定オンライン

https://re-kentei.com/swot-basic-online.html

201110_SWOT検定初級オンライン QR.png

 

2,zoomロールプレイングで何回も失敗経験

「SWOT分析スキル検定」がコロナ禍でオンラインに切り替わり、同時に「zoomでのSWOT分析ロープレ」が2020年から始まりました。

この会計事務所は所長以下、検定に参加した職員は数回にわたって、この「zoomでのSWOT分析ロープレ」に参加されました。

この「zoomでのSWOT分析ロープレ」は、zoom上で参加者が「社長役」「コンサル役」「オブザーバー役」に分かれ、リアルに「SWOT分析」の「強み質問」「機会質問」を繰り返し、「積極戦略」を導く訓練です。

約30分の時間内で「ヒアリングしながら画面共有したSWOT分析フレームの入力」していきます。

当然、失敗もします。

しかし、「すみません。やり直しします」という事は認めません。

現場では「間違った誘導をしても、その中で修正を図る」事が求められるからです。

1日zoom研修や半日zoom研修で何回もコンサル役を経験して貰いました。

しかし、一番の経験は「社長役」を経験する事です。

「どう聞かれたら、答えやすいか?」

「どんなヒントや深掘り質問だと、深く考えるか」

が模擬経験できるからです。

何回かするうちに、ヒアリングがヒントの出し方が上手になるから、やはり「場数が命」という事でしょう。

SWOT分析であれ、どんなトークロープレであれ、「質問され役」の方が学びが多いのが真理です。

●zoomでのSWOT分析ロープレ

https://re-kentei.com/zoom-swot-basic-version.html

210106_zoomSWOTロープレベーシックQR.png

 

3,所内研修でSWOT分析、経営計画書事例報告をルーチン化

全顧問先とは言わないまでも、各監査担当者が持っている月次監査先を2~5社ピックアップして貰い、その顧問先には「必ずSWOT分析を入れた経営計画書作成」を義務化したようです。

そして、毎月の所内研修で「SWOT分析」「経営計画書」の事例報告を行い、他の職員からレビューを貰ってブラッシュアップしていくようです。

また、私のYouTube動画で参考になる「SWOT分析動画」をたまに全員で視聴すると聞いています。

https://www.youtube.com/channel/UCTy_ms3Ctv4QCbm8kPTZoXw

 

監査担当全職員を上げて取り組むことで、「根拠ある経営計画書作成ノウハウ」が積みあがっているようです。

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こういう活動をしていると聞くと、主催者冥利に尽きますね。

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https://re-kentei.com/zoom-swot01.html

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