顧問先経営者とマンネリ打破の突破口とは?

長年、経営顧問をしていると、倦怠期の夫婦みたいなもので、マンネリで会議が進む事があります。一度や二度ならいいのですが、数カ月間も「マンネリ会議」「マンネリ経営者面談」を続けていると、解約の信号が点滅している事に気づきます。ここで、コンサルタントはいくつかの「マンネリ打破対策」があります。

  1. 課題発見研修を提案
  2. 簡易経営診断の提案
  3. 顧客調査提案
  4. 必要マニュアル作成提案
  5. SWOT分析で中期計画の見直し提案

です。

1、課題発見研修の提案

これは、経営者とだけでなく、幹部や社員を交えた、「現状の課題分析」を半日会議などで行うものです。現状認識すると、今後取り組むべき新たな課題が明確になります。経営者とだけ話していると、それがだんだん見えなくなっているからマンネリになるのです。幹部社員からの現場の声を整理し、課題解決の方向性を決める研修のコーディネーターを行う事で、再度コンサルティングテーマが発見されます。

2、簡易経営診断の提案

簡易経営診断は、社員アンケート、現場インタビューなどを通じて、個別の生の声や意見を聞くことです。診断ですから、問題点とその原因を整理するだけで結構です。これも経営者とだけの面談でマンネリになった場合、社員幹部の意見を反映させる事で、新たなテーマが発見される訳です。

3、顧客調査提案

経営者とのマンネリなど関係ないのが、顧客の意見です。顧客アンケートのフレームを用意し提案してもいいし、コンサルタント自身が直接「顧客満足度調査」と称して、アポをとって訪問面談しても結構です。顧客の生の声を、経営会議などでフィードバックすると、一気に新たなテーマアップができ、会議や具体策づくりも活性化します。

4、必要マニュアル作成提案

マンネリの関係は、最近明確なアウトレットがない場合がほとんどです。そこで、今一番必要なマニュアル等(眼でわかるツール)を作るよう提案します。そして、その議事録やマニュアルの我々コンサルタントが直接、会議や面談などで聴きながら、PC入力して仕上げていきます。これができると、コンサルタントの幅が大きく広がります。

5、SWOT分析で中期計画の見直し提案

マンネリは将来像が見えない場合に起こりやすいといえます。目的やテーマ、目標が経営者に見えていない訳です。そこで、再度、SWOT分析を行い、「目指すべき中期戦略」を明文化し、中期計画として文書化するコンサルティングをします。新たな戦略目標が経営者にも、コンサルタントにも見えれば、マンネリはいつの間にか消えてしまいます。

やはりSWOT分析スキルがあれば、こんな時も便利ですね。SWOT分析スキル検定で、SWOT分析を使ったノウハウを学びませんか?

こちらのページもいかがですか?

無料電子書籍ダウンロード

「これを無料で渡すんですか?」と同業のコンサルタントがビックリしたマニュアルをご提供!各種コンサルティングマニュアルを揃えております。

コンサルティング現場実例ノウハウ

「こんな実例ノウハウを、こんな価格で売るって正気ですか?」と仲間のコンサルタントがあきれた「コンサルティング現場で活用した実例ノウハウ」があります。クライアントとの面談や会議で、また研修時に「見せるツール」しかも記入実例付きのリアルテンプレートを豊富に掲載。