社員は「取締役の具体的な成果」を陰で見ている

中小企業の取締役の仕事って何だ?

「専務、あなたが社長から期待されている仕事は何ですか?」

「常務、あなでしかできない具体的な仕事は何ですか?」

「取締役部長、社員があなたに期待している具体的な事は何ですか?」

この質問に即答できますか?

即答できるなら、あなたは、仕事のtargetが決まっている方です。しかし、多くの中小企業の会長、社長以下、取締役の役割責任は明確になっているでしょうか?答えは、多くの中小企業では「曖昧」だと思います。仮にあったとしても「抽象的な表現」が中心です。例えば、「製造担当常務」と「工場長」の職責はどこがどう違うのか?もしかしたら、「製造担当常務」なんて不要かも知れません。「製造担当常務」に相応しい仕事をして貰わないと、もしかしたら工場長は「指示や管理ばかりして、目ざわりだ」と思っているかも知れません。

取締役の仕事を誤解していませんか?

取締役クラスの職責は「管理中心」に考えていると、どうしても「仕事をしない取締役」を作っていきます。もともと取締役は、2年の任期です。これは「2年間で、法人に具体的に貢献し、結果を出す事」です。管理ばかりしても何の成果もありません。

そこで、会長であれ、社長であれ、役付き役員でも、それぞれの成果を出す「特務事項」を明確にすべきです。「特務事項」とは、「取締役でありながら、自身が直接関与し、プロジェクトのヘッドとなり、結果を出す事項」です。

そうしないと、「屋上屋」をたくさん作っても組織は活性化しません。社員からすれば、「上の人もしっかり仕事をしてよ。自分達ばかりにはっぱをかけずに」と思っています。

 

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