カイゼン活動を導入したのが4年前、徐々にカイゼンの風土が根付いて きているのを感じます。 カイゼン活動が根付くかどうかは、ひとえに定期チェックにあると思います。 カイゼン提案の出させっぱなしでは、そのうち雲散霧消するのが明らかです。 私のやり方は、カイゼンの導入時に徹底して、動機づけをリーダークラス以上 に行います。
中身は、「カイゼンの主旨説明」「他社のカイゼン事例」「カイゼンの着眼点、着想箇所」です。
特に、主旨説明やカイゼン着眼点の説明した後に、他社事例をプロジェクター で見せて説明すると、ほとんどのリーダーは理解してくれます。 その事例は今までカイゼン指導してきた数十社のケースです。 また、そのカイゼン事例は全部「カイゼン前」「カイゼン後」の写真付きですから 理解しやすいようにしています。 実は、私はこのカイゼン活動の支援コンサルティングが大好きです。 それは、前向きで楽しいからです。 私が楽しいから、恐らく参加者も楽しいと思います。
小難しい品質管理理論はひとまず置いといて、単純でわかりやすく、成果の出やすい カイゼン活動を、多くの事業所が導入されればよいと思います。 カイゼン活動は、中小企業だけでなく、病院や介護施設でも実施しています。 特に病院や介護のカイゼン事例は結構豊富です。 詳細は弊社ホームページをご覧ください。
これからコンサルティングや経営指導をする立場の人には、ぜひとも カイゼン活動指導ノウハウを持ったらよいと思います。 このノウハウは、教えるのではなく、一緒に考え、クライアントに答え を出させるものだから、正直難しくありません。それなのに、クライアント が喜んでくれるという一石二鳥のコンサルですから。