2026.3.1 溢れる生成AIの情報で使い方の迷子になっているコンサル、会計事務所の方へ

これまで40年のコンサルティング経験を経て、今ほど「コンサルタントの真価」が問われている時代はないと感じています。
かつて電卓が登場し、PCが普及し、インターネットがビジネスのインフラとなった時と同じ、あるいはそれ以上の地殻変動が、今まさに「生成AI」によって引き起こされている事は皆さんもご承知の通り。
しかし、私の目から見ると、多くの経営支援の専門家たちが「AIの迷宮」で立ち往生しているように見えてなりません。
今回は、小手先のテクニックではなく、我々コンサルタントや会計事務所が歩むべき「本質的なAI活用」について、私の実体験を交えてお話しします。
1,SNSの喧騒に惑わされていませんか?「ツール疲れ」の正体
「このツールを使えばスライドが自動で作れる」
「この最新プロンプトで売上が倍増する」……。
SNSを開けば、毎日のように「最新のAI技術」や「魔法のようなツール」を紹介する広告があふれています。
真面目なコンサルタントや会計士ほど、それらの情報を必死に追いかけ、
「どれを使えばいいのか」
「乗り遅れてはいけない」
と焦燥感を募らせているのではないでしょうか。
しかし、断言します。
巷にあふれる「ツールの使い方」だけをいくら収集しても、コンサルティングの質はそんなに上がらない」という事。
なぜなら、それらはすべて「断片的」で「表面的」な情報だからです。
多くのコンサルタントが陥っているのは、料理の基礎も知らないのに、最新の多機能オーブンだけを買い揃えて、結局冷凍食品を温めることにしか使っていないような状態です(これはAIのアイデアです(笑))
生成AIの本質は「自動化」ではなく「思考の拡張」にあります。
どれだけ優れたツールを導入しても、それを使いこなすための「OS(基礎知識と論理構成力)」が旧態依然としたままでは、アウトプットは「それっぽいけれど中身のない、平均的な回答」に終始してしまいます。
今、皆さんが感じている「収集がつかない感覚」は、基礎を飛ばして応用(ツール)ばかりに手を出していることへの、脳からの警告なのです(これもAIのアイデアの表現です。私にはないセンスです(笑))
2,私の転機:40年の経験を「生成AIに置き換え」でトライ&エラーした日々
かく言う私も、最初からAIを使いこなせていたわけではありません。
40年間のコンサルティング経験という自負がある分、最初は「AIなんて、結局は過去のデータの焼き直しだろう」と高を括っていた時期もありました。
しかし、ある時、自分の使い方がいかに「断片的」であるかに気づき、愕然としました。
指示が曖昧で、AIから返ってくる答えに一喜一憂している自分は、まるで新入社員に指示も出せないダメな上司のようだったのです。
そこで私は、プライドを一度横に置き、「生成AIの基礎からのオンライン研修」を一から受講することに決めました。
このオンライン研修がその後の自分の生成AIコンサルティングチェーンプロンプトに大きく影響。
しかもそのオンライン研修会社の生成AIノウハウは助成金対応の一般法人向けの研修に展開され、私の顧問先をほぼ導入予定になりました。
これが、私にとっての大きな転機となりました。
●生成AIがどのような構造(LLMの仕組み)で言葉をだしているのか
●なぜ「ハルシネーション(もっともらしい嘘)」が起きるのか
●AIにとっての「コンテキスト(文脈)」とは何を指すのか
●複雑な生成物を出す為のチェーンオブソートの思考 等
これら、一見遠回りに見える「コンサルタントが使う為の基礎」を徹底的に学習したことで、視界が一気に開けました。
基礎を理解すると、巷の最新ツールが「どの技術を、どう応用しているだけか」が透けて見えるようになります。
ここでは主にテキストベースであり、画像や動画についてはいったん脇に置きました(現在は画像やスライド、動画も学習して提供しています)
情報に振り回される側から、情報を取捨選択する側へ。
この「土台」があって初めて、私の40年のコンサルティング・ノウハウが、AIという強力なエンジンと真に融合し始めたと感触を得ました。
3,「コンサルティング・チェーンプロンプト」の誕生と、プロの矜持
ある程度の基礎を学習した後、試行錯誤の末にたどり着いたのが、独自の「コンサルティング・チェーンプロンプト」です。
これは単なる「質問のテンプレート」ではありません。
コンサルタントが頭の中で行っている「現状分析→課題抽出→仮説立案→施策策定」という高度な論理プロセスを、AIに実行させるための「思考の連鎖(チェーン)」です。
例えば、SWOT分析一つとっても、単に「SWOT分析をして」と指示するのと、基礎を理解した上で「クロスSWOTから具体的施策を導き出し、それをKPI監査の視点で評価せよ」という一連の論理構造をプロンプトに組み込むのとでは、出てくる答えの「深さ」が全く異なります。
このチェーンプロンプトを開発できたのは、私が「コンサルティングの型」を知っていたからだけではありません。
「AIがどう思考し、どう情報をつなげるか」という基礎構造を理解していたからこそ、私のノウハウをAIが理解できる言語へと翻訳できたのです。
今、生成AIを使っていて
「思ったような答えが来ない」
「実務で使えない」
と感じているなら、それはあなたの能力不足ではなく、単に「AIとの対話の基礎」を知らないだけです。
原点に返りましょう。
AIを「道具」としてではなく、あなたの「分身(パートナー)」として教育するための基礎を学ぶこと。それが、バラバラになった知識やツールを一つの強力な武器へと統合する唯一の道です。
4,3月13日、あなたのコンサルティングを「再定義」する場へ
ここまでお読みいただいた皆さんに、一つ問いかけたいことがあります。
あなたはこれからも、SNSの情報やオンラインセミナーの情報に一喜一憂し、最新ツールの波に飲み込まれ続ける道を選びますか?
それとも、一度立ち止まって「本質」を掴み、AIを自在に操る側へと脱皮しますか?
もし、あなたが「断片的な知識を整理し、コンサル現場で本当に使えるAI活用術を身につけたい」と真剣に考えているなら、私が培ってきた経験とノウハウのすべてを共有する場を用意しました。
「生成AIコンサルサロン」を、3月13日に開催いたします。
このサロンでは、巷のセミナーでは語られない「生成AIの基礎構造」から、私が開発した「コンサルティング・チェーンプロンプト」の具体的な構成、そして実際のコンサル現場でどのようにAIを使い倒しているのかという生の実践例を、余すことなくお伝えします。(わずか2時間のセミナーですけど)
ツールに振り回される時代は、もう終わりにしましょう。 40年の伝統的なコンサルティング技法と、最新の生成AIが融合した時、どのような化学反応が起きるのか。その目でお確かめください。
詳細およびお申し込みは、下記のページよりご確認いただけます。
■ 2026年3月13日開催:生成AIコンサルサロン 詳細・お申し込みはこちらから
https://re-keiei.com/blog/generative-ai/2373-2026-2-20-3-13-13-30-15-30-ai-2.html
「生成AI活用の迷子からの脱皮」に少しでもつながればと思います。
会場もzoom参加も人数限定ですので、お早目にお問合せ下さい。







