2025.9.16 何故、これから「生成AIコンサルティング」をしないとやばいのか?

241225_ブログ用前置き.jpg

9月11.12日に東京の浜松町の都立貿易産業センターで「会計事務所博覧会2025」に出展しました。

会場には2日間で1200名超の来場者があったようです。

当社のブースでも40名近くの方が立ち止まり、当社の「経営ナビAI」のデモを見てもらいました。

生成AIで経営コンサルティング業務が簡単になることや、生成AIからの質問に答えるだけで、ある程度のコンサルティング成果物ができる事実を見てもらったのです。

そして数名の税理士や職員から

「もう、こんな時代ですか。いよいよ差別化とか付加価値に生成AIに取り組まないとやばいですね」

みたいな言葉を頂きました。

実際に「経営ナビAI」をリリースして以降、随時新たな目的別AIを追加していますが、その度に「このテキストスタイルレベルでも生成AIはどこまで進化するのだろうか」と自ら疑問に感じる事があります。

そこで今後の経営支援やコンサルティングでは「生成AIコンサルティング」が不可欠になることは容易に想像できる訳です。

会計事務所博覧会の来場者でも、その後の当社のzoomオンラインサロンの参加者からでも質問されたことは

「コンサル業務のほとんどが生成AIでできるようになると、我々はどこに存在価値を見出すべきか、嶋田先生はどう考えてますか?」と。

そのカギとなる考え方を紹介します。

1,通常のコンサル業務、経営支援業務は生成AIが担当

もう既に多くの方がお分かりのように、通常のコンサル業務や経営支援、各士業の専門知識は生成AIで対応できます。

経営者も普通にChatGPTやGeminiを立ち上げて、どんどん質問をしています。

これまでなら、「先生、〇〇の場合どうしたらいいですか?」と専門知識や経験値をコンサルや税理士に聞いていました。

しかし、まずは生成AIで自分で調査するので、イチイチ専門家に聞かなくても同等以上の答えを社長自身で探索できます。

また、経営者がChatリレー形式のチェーンプロンプトを学習すれば、より精度の高いコンサルティングアウトプットを自ら出すので、コンサルタントのアドバイスは不要になります。

下記は私が既に開発し、企業コンサルティングの現場で使っているチェーンプロンプトの数々です。

ここには、段階別の細かいプロンプトがあります。

これを使えば、ここに書いているコンサルティングなら、短時間で第1次回答が生成されるのです。

250830_生成AIプロンプト資料類一覧63.jpg

 250917_チェーンプロンプト一覧.jpg

 

2,生成AIを使いこなす、プロンプト開発コンサルティング

しかし、まだまだ現実にはこういうプロンプトを自由自在に操れる経営者はいません。

多くの中小企業ではプロンプトの「プ」の字も知らない幹部や社員が多い。

だから、精度の高い生成AIを使うには、プロンプト技術を教える必要があります。

だから当社では「生成AIプロンプト研修会」を各企業や会計事務所で数回行います。

プロンプト設計の基本公式を教えた後、実際にダミーで設計した生成AIカスタムChatがどう動くかを確認してもらいます。

すると、プロンプト設計のどこがどう不足していたから、思った生成物ができなかったのかが分かります(これまではそれをSEやプログラマーがコーディングをしながらしていたのでしょう)

このプロンプト設計技術の裏側を教えるのは、ノウハウだから「経営ナビAI」のベーシックコース以上の会員にしかできません。

しかも有料で。

進め方としては、経営者や幹部から「業務効率化したい項目」を上げてもらい、テキストレベルの生成AIをどう使えば的確な第1素案ができるのか検討します。

そして、その中からできそうなもののプロンプト設計を私と一緒になって設計のトライ&エラーを繰り返しながら、チェーンプロンプトを作ります。

この過程で経営者も幹部も「チェーンプロンプト」のコツを理解するようです。

 

3,生成AIが出した回答の判断業務がコンサル業務

実際に生成AIを活用して、いろいろな回答を経営者は出していきますが、

●その生成AIの回答がそのまま自社に使えるのか?

●その回答は果たして正しいのか?

●生成AIの回答をヒントにして、実際にどういう事をすべきか?

と、鵜吞みにする前に経営者は考えるものです。

そこに生身の人間としてのコンサルタントの付加価値が生まれます。

それは経営者が出した生成AIの結果を「判断」することです。

「判断」とは

●その回答結果がクライアントの現実に合うのか

●その回答結果を実施した場合のメリットとリスク

●その回答結果を経営者はどこまで本気か

●その回答結果を自社風に落とし込むためにカスタマイズ

です。

ここにはまだまだ生身の経営コンサルタントや経営支援の税理士の付加価値はありそうです。

 

4,生成AI時代こそ、経営者のメンター機能が付加価値になる 

前述したように、これからのコンサルタントや税理士の本当の付加価値は「メンター機能」としての経営顧問になることです。

生成AIでなんでも答えが出る時代だからこそ、安易な判断にならないように熟考する為のヒントを会話を通じて見つける必要があるのです。

その会話は人間同士の会話です。

その会話スキルとはコーチング機能を持ち、ロジカルシンキングでの深堀質問ができる事、そしてしっかり傾聴する事です。

実はこういう基本的なコミュニケーション力が改めて見直される時代だと思います。

生成AIを使いこなし若手や専門家はどんどん増えますが、経営者の人間心理が分かり、安心して自己開示できる相談ができる相手こそ、生成AI時代に必要なスキルかもしれません。

 

「生成AIコンサルティング」とは、「プロンプト開発指導」「メンター機能」を指します。

この2つのスキルを学ぶには当社の「経営ナビAI」の活用と「RE嶋田塾」での学習を強くお勧めします。

「RE嶋田塾」は、12のコンサルタント技術や事例と生成AIプロンプトを修得するコンサル・税理士向けのサブスク塾です。

https://store.re-keiei.com/pages/re-shimada-course-2

 

プロンプト不要で経営支援ができる「経営ナビAI」の無料オンライン説明会下記日程で開催します。

「経営ナビAI」とは

https://keieinaviai.info/

無料オンライン説明会予定

9月26日(金)21:00~22:00

9月29日(月)21:00~22:00

10月7日(火)21:00~22:00

10月15日(水)21:00~22:00

10月24日(金)21:00~22:00

10月27日(月)21:00~22:00

11月5日(水)21:00~22:00

詳細はこちらから

https://keieinaviai.info/free-ai-seminar.html

 

また、もしあなたが「生成AIコンサルティングのプロ」として世間的に認知されたいなら、「2026年RE嶋田塾マスターコース」を受講する事をおすすめします。

これは、10か月間の特訓と、生成AIコンサルティング事例集を出版する特別なプログラムです。

https://re-keiei.com/blog/generative-ai/2281-2025-9-12-2026-ai.html

こちらのページもいかがですか?