2025.8.20 経営ナビAIで「値上げ交渉AI」「法人日報AI」リリース
経営支援専用の法人専用AIである「経営ナビAI」では、毎月定期的に新たな目的別AIをリリースしています。
今月は「値上げ交渉AI」と「法人営しました業日報AI」を新たに経営ナビAIサイト上にアップしました。
各AIの中身を少しだけ解説します。
1,値上げ交渉支援AIとは
円安、トランプ関税、賃上げ、天候不順等アフターコロナからすべての商品が値上げをして、インフレになっています。
しかし、顧客との力関係や競合状況により、「思い切った値上げ」ができず、粗利率の悪化を招いている中小企業もまだまだ多い。
更に、営業の前線での交渉の巧拙や日ごろの関係性も影響し、しっかり交渉できない営業も少なからずいます。
またどこからどう交渉すべきか、どういう資料でどう相手に理解をもらうか、強気で行くか、反応を見ながら行うか、営業マン次第のところも多い。
そこで、この「値上げ交渉AI」を使い、どういう交渉をするか、どういうトークで進めるか、相手の反応別にどんな対応をするかを決めていきます。
この「値上げ交渉AI」では
①値上げしたい商品からターゲット顧客の情報整理
②値上げが必然なエビデンス
③値上げ回避の為にしていること
④値上げで相手が被る影響
⑤値上げ後の自社のケア
等をAIから細かく質問が来ます。
それに一問一答式で答えていくと、「値上げ拒否」「条件付きOK」「値上げ延期」に顧客の3パターンで、トークスクリプトと必要資料類を提案します。
これまで営業マンの属人的な経験で行っていた「値上げ交渉」がAIを使う事で、若手でも対応策が分かるので、営業会議などで使ってもらいたいと思います。
生成物の事例(こういう生成物が出るので、これをベースに営業会議で交渉研修を行う)
2,法人営業日報AIとは
毎日、法人相手に営業している営業マン向け日報をサポートするAIです。
AIから今日の訪問先から目的、商談や情報収集した出来事、相手の反応、次回訪問でこちらが用意する事等をそこそこ細かく聞いてきます。
それに一問一答式で答えていくと、日報が出来上がる仕組みです。
これまで営業日報に書き方もバラバラで、営業マンが客先で何をどう提案しているのか分からず、上司はそんな日報から判断をしていました。
しかし営業日報AIから聞いてくる質問に詳細に答える事で、訪問する際にどんな情報を聞き出し、どんな宿題をもらわないといけないかを毎日AIからの質問で書かざる得ない状況になります。
その結果、客先での面談ヒアリング精度、情報収集精度、情報提供精度が上がり、上司も部下が客先でどういう状況かも把握しやすくなります。
またAIが上司に代わって、この日報から「次回訪問に向けてアドバイス」もしてくるので、部下も分かりやすく、上司も指導しやすくなります。
各質問に答えていった結果、下記のような日報が整理されます。そして「AI上司」がこの日報からのアドバイスもくれます。
AI上司のアドバイス
【仮説の精度や切り口】 今回の「A部品」の緊急対応は、過去の技術的な提案が評価されている点を活かし、顧客の信頼をさらに深める絶好のチャンスです。「コスト削減」だけでなく、付加価値を示すための多角的な提案を検討しましょう。
【提案準備の具体化】 設計・製造から収集するVE案をもとに、競合比較表やコストメリットを強調した提案資料を作成してください。その際、パワーポイントなどで視覚的に分かりやすく構成すると良いでしょう。
【次回打ち手の強化ポイント】 「緊急対応」での迅速な行動が求められる今回は、決裁者への説明ロジックを整理し、意思決定を促せる準備を万全に行いましょう。
【変化の察知に対する解釈と深掘り】 トランプ関税の影響下で他の顧客事例を話題にしたことが、新規開拓情報を引き出せた要因でした。類似の情報をさらに引き出し、深掘りしてソリューションを提案することを意識しましょう。
【宿題や資料作成の具体的な支援策】 VE提案書のテンプレートを活用し、迅速に提示可能な資料作成を支援します。営業課長として、提案のストーリー性を強化し、物語として顧客に伝わるよう工夫してください。
上司はこのAI上司のコメントを参考に、もっと具体的なアドバイスをすることができます。
3,経営ナビAIで簡単に経営支援
経営ナビAIはすべての目的別AIがこういう一問一答式で、AIからの質問に回答していく結果、目的に生成物を出す仕組みです。
下記が既に実装されている目的別AIの一部ですが、コンサルや会計事務所がこの機能を使って、経営支援をすることで圧倒的な差別化ができます。
「経営ナビAI」を使う場合は、サブスク会員になる必要がありますが、その内容は下記のサイトからご覧いただけます。
また、「経営ナビAI」の無料オンライン説明会を定期的に開催しています。この説明会を聞いてからでも活用するかどうかを決めても結構です。
とにかく、経営支援専用のAIで、ChatGPTの有料版を使っているのに超低コスト、更に専用サーバーでのセキュリティ対策、内蔵プロンプトの生成AIというものです。
無料オンライン説明会では最近の生成AIの中小企業の活用実態や、今後の生成AIの普及と変わりゆくビジネスについても説明しています。
詳しくこちらから