2025.7.25 営業日報AIと困った部下対応AI

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管理職の研修やマネジメント支援をしていると、ある共通した課題に出くわします。

特に営業関係の管理職に聞くと

●ちゃんと日報を書いてくれるとアドバイスも具体的にできるけど、いい加減な書き方が多い

●日報を上司への無駄な報告ツールだと思っているから、日報で問題意識を高める発想がない

●いろいろ注意したり、指摘してもなかなか受入れてくれない

●ハラスメントがしてないのに、すぐネガティブな態度をとる

等など。

そこで日報の内容(フレーム)を見てみました。

決して悪くないのですが、時間がなければついつい簡単に書いてしまいます。

そこで、「経営ナビAI」では、AIから質問が来て、それに答える事で「考えながら、次に繋がる営業日報」をAIに実装しました。

1,日報を書かない理由

営業日報を書かない理由の中に、何をどう書けばいいか分からないから、適当に書いている営業マンもいます。

中身が適当だから、それをチェックする上司もしっかり見らない人もいる。

元来日報とは、今日の訪問結果を振り返り、次回に訪問で成果を出す為に肥やしにするものです。

確かに空欄の日報に位置からフリーハンドで書くのは苦痛でしょう。

いくらフレームが決まっていても、面倒な作業に映るのは仕方ない。

ただ、的確なファクトを日報に書けば、上司も的確なアドバイスができます。

だから、日報を書く為にマインドブロックを下げる必要があるのです。

 

2,AIが質問してくるから、必然的に日報精度が上がる

当社が開発した「法人営業日報AI」は、今日の訪問活動や情報収集活動、商談について、AIから段階的に質問が来て、それに答える仕組みです。

別に何かを準備しなくても、今日の訪問結果なら覚えているはずだから、その記憶の結果を入力するだけ。

しかも音声入力ができるから、いちいち手入力する手間もありません。

「生成AIが質問して、それをボイスでいくつか答えていくだけで、数分後には上司が指示指導しやすい日報」に仕上がるのです。

これで「日報苦手な営業マン」「報告が苦手な営業マン」をサポートできるから、上司が繰り返す注意や指導の精神的負担も軽減できます。

実際に「法人営業日報AI」で作成した日報は下記です。

作成に要した時間は15分です。

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3,困った部下の対策を提示してくれるAI 

次に開発したのが「困った部下対応AI」です。

これは実際の管理職が困っている部下の課題を設計図に組み込んでおり、AIからの質問に答えていくだけで、その「困った部下の対応方法」をAIが提案してくれます。

但し、このAIは「上司の意向に沿った部下に変える為のノウハウ」は提案してくれません。

「困った部下」の課題や特性を整理しながら、上司自身のマネジメントや指示の在り方、サポートの在り方を見直すきっかけを与えてくれるAIです。

「過去と相手を変える」ことができません。

「変える」のは未来と自分だけという概念に沿って、自身のマネジメントを見直すAIです。

今回のケースでは、「すぐに他人や顧客、外部の責任にして、「自分は悪くない」と言うスタンスをとる部下」に対する対応策をAIからの質問とヒントで案を出しました。

途中に8つくらいの質問に答えた結果、

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今後のケース事例として、会議時や個別指導時の注意ポイントが生成されました。

これを参考にこの部下の「今回のケースに似た事例があった場合」の対処策ができます。

 

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