医療福祉のコンサルティング実例
   
カイゼン導入事例
◆RE−経営式 「業務カイゼン」のポイント ◆  
       
<業務カイゼン活動>導入のポイントと某病院(老健併設 )導入事例
1.<業務カイゼン活動>導入により、こんな成果が出ました。
1)
カイゼンによる時間削減効果で、患者・利用者への直接ケアの時間や、ベッドサイドでの時間が10%以上アップした
2)
消耗品コスト、イニシャルコスト、ムダ時間削減による時間当たりコストが、総体的に5%以上は改善した
3)
科学的検証は難しいが、「現場での気づき向上」には、大きな成果がほぼ確実に上がりました
4)
整理・整頓が大幅に進み、見た目に業務効率の向上は明らかになりました
5)
職員からの自発的な提案件数と改善件数が、飛躍的に上昇しました
2.部門別の「自主的カイゼン活動」で、ヤル気とコスト改善、満足度上昇、品質改善を図ります。
1)
小さな業務カイゼンを自主的活動で定着化させる事で、「ムダ・ムリ・ムラ」の発見がしやすくなる
2)
大きなコストダウンの前に、小さなコストダウンを継続して、その過程で自主的な「大きなコストダウン対策」が上がってくる
3)
「カイゼン結果」は必ず、【改善前写真】と【改善後写真】を貼り付けたカイゼンシート」に記入し、検討分析後に公表し、起案者・協力者のヤル気を上げる
4)
【提案制度】は、職員からの提案はあるが、実行するかどうかのジャッジは経営側になり、実行されない職員のヤル気が維持できない。【カイゼン活動】は、出来る事を自分達で決めて、自分達で実行してからの報告なので、ヤル気が維持できる
5)
【TQC等の活動】は、カイゼン活動に似ているが、成果を出すまでの準備作業や分析統計づくり、発表会資料作成等、手間がかかるので継続しにくいが、【カイゼン活動】は、準備要らず、手間要らずで即実行可能
6)
【カイゼン活動】の結果、事故低減、ムダ作業・2度手間の低減、利用者・患者対応時間の増加、コスト削減、看護介護・医療技術の品質向上の成果が出やすい
3.某病院・施設の【カイゼン活動の導入から成果までのドキュメント】
期間
会合名
実施内容
参加職員の反応
成果



導入勉強会@ 管理者向けに『カイゼン』活動の必要性の勉強会の実施(コンサルタント) 「何か、押し付けられるのでは」と、若干の恐怖感をもった幹部職員の顔があったが、「カイゼン」の他施設事例には興味深く聴いていた。 この段階では、「カイゼン」とはそんな事かと言う若干の理解だった。
導入勉強会A 他施設のカイゼン事例勉強会の実施(コンサルタント) スクリーンで見たカイゼンの実施前と実施後の写真に興味を持ち始め、「この問題は自分達の施設にもある」と口々に言った。 「カイゼン」の内容や程度についての理解が進み、少し興味を持つようになった。



部署別の「着眼」ミーティングA 先ず入所の師長と主任と、個別ヒアリングを実施し、問題の『着眼』箇所を検討と今後の展開を説明(コンサルタント) 先般の勉強会の他施設事例がかなり参考になり、スムーズに「着眼」箇所の検討ができた。また『カイゼン推進者』を決定し、今後のスケジュールを決めて、次回までの「カイゼン課題」の収集するよう指示を出す。 既に前回の他施設事例で参考にした箇所は、カイゼンに取り組んだと言う事で、スタート時点に立った。





部署別の「着眼」ミーティングB〜H 入所以外の通所リハや在宅、入所リハ、ケアマネ、事務、栄養部門等の他の部門の責任者とNO2と個別ヒアリングの実施(コンサルタント) 一部の部門では、「私は分かりましたが、職員からの反応がない」と言う声もあったが、総じて入所と同様の反応があり、詳細を決めた。 施設内でのコスト意識、時間意識等の計数感覚について、具体的に経験できたと言う感想が管理者からあった。





3回に分けて全体カイゼン勉強会 事実上のキックオフで、時間帯別、日程別に複数回に分けて全体の80%が参加できるように、カイゼンの動機付け勉強会の実施(コンサルタントと事務局) 既に幹部クラスは再度の復習になり、余裕に聞き方だった。初めて参加する職員も、「他施設の事例」では、関心しながら聞いていた。 初めての参加の職員も少しずつだが、「何が始まろうとしているのか」「何が求められているのか」が分かった感じである。



部署別の「着眼」ミーティングA−2 入所の師長と主任から、各職員から集まった「カイゼン課題」をスクリーンに出し、出来そうな課題から優先順位をつけた。 この時点では、職員にも動機付けされた後であり、課題の絞込みもスムーズだった。実施前写真と実施後写真、「カイゼンシート」の記入法を再度徹底した。 5つ程のカイゼン案から、実施がそう難しくない2項目を選んだ。





部署別の「着眼」ミーティングB〜H−2 各部署毎の幹部と 各職員から集まった「カイゼン課題」をスクリーンに出し、出来そうな課題から優先順位をつけた(コンサルタント)
部署別の「着眼」ミーティングA−3 入所のカイゼンシートが上がり、実施前と実施後の写真、そして効果を確認した。合わせて職員の反応や参加状況もチェック(コンサルタント) 簡単なカイゼンでも写真で、実施前と実施後にかなりの差があり、効果が目で見て分かるので、「自分たちで決めたカイゼンは楽しんでやってます・と言う返事があった。 2項目については、既にカイゼン効果が上がり、次回につなげられると確信で年間100万円の





部署別の「着眼」ミーティングB〜H−3 入所以外の他部署からもカイゼンシートが上がり、実施前と実施後の写真、そして効果を確認した。合わせて職員の反応や参加状況もチェック(コンサルタント)
事務部門とは、業者契約状況をチェックし、燃料代、ガス代の再見積と競争入札を実施し、150万円に削減に早速成功。





定例カイゼン報告会議の実施 毎月1回の『定例カイゼン報告会議』を各部のカイゼン推進者と実施し、他部門のカイゼン状況を公開しあう(コンサルタントが進行) これまではコンサルタントと各部のカイゼンの推進だったが、今回から他部門の状況が説明されるので、参考になる事が多く、カイゼン状況についても質問が出るようになった。 既に各部では自分達なりにカイゼン成果を確認しているが、他部門の事例で、自分たちにも当てはまる事は、持ち帰って、次回のカイゼンテーマに上げるよう発言する者が増える。



カイゼン状況を毎回公開 毎回のカイゼン報告会議後はパソコンで状況を公開(事務局) 他部署のカイゼン事例を参考にしている箇所とそうでない箇所と若干の温度差はあるが、総じて進んでいる 各現場でカイゼンの成果が随所に出てきて、自主的なやる気にも大きく貢献
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半期表彰 6ヶ月分のカイゼン結果から、施設長、事務長、他の管理職(自部署以外)に投票してもらい、『カイゼンベスト10』の選出(事務局) 選べれた部署のカイゼン項目には、例【山田メソッド】と言う名前をつけて、カイゼン表彰を職員会議で行う。そのカイゼン表彰状は掲示される。 選ばれた部署のカイゼン発案者やそのチームは俄然、やる気を出し、更にカイゼン案を出すようになった。