医療福祉のコンサルティング実例
   
◆RE−経営式 「これからの組織づくりと管理職教育」のポイント ◆
 
『経営企画室』・『経営企画担当』の設置で、方針管理を徹底する
   
部門横断的に、「今、重点的に何をすべきか」という事を集中的に、【分析】・【仮説】・【部門連携での議論】・【決定】・【チェック】・【再調整】・【検証】を行う担当を早期に育成する。
権限を与え、トップも各部の責任者も確実にフォローする。孤軍奮闘させない。
各種委員会・各種プロジェクトの進捗状況を詳細に管理する。
一度決めた事が、確実に継続されているか。チェック&コントロールする。
TOP方針、事業の方向性、課題解決までの道筋の、『目で見て分かる』・『視覚に訴える』ツールを作成し、すべての職員への浸透に尽力する。
       
 
『経営会議』の開催で、TOP層の意思疎通と情報共有、経営的決定事項を徹底させる
   
実質議論できる「経営会議」の設置で、迅速に方向性と対策を決定していく。
また、部門間にまたがる問題・戦略に関わる決定事項を出す機関が「経営会議」である。
管理者に明確な役割と責任、実行期限を明示し、組織改革への参加意欲を高める。
各部門の会議・カンファレンスの進め方をチェックし、効率的で実効力のある決定事項を導き出させる教育を行う。
議事運営を上手にする、司会者の役割・管理者の行動・書記の基本を身につけ、会議の効率化を図る。
部門間協力が必要な具体策は、「プロジェクトリーダー制」で、職務権限を与え、それに従うような教育をする。
       
 
マネジメント意識を持った経営幹部の育成と、コミュニケーション能力の高い職員の教育を徹底
   
経営陣・各部の責任者に、「マネジメント意識」を根付かせる教育は不可欠となった。
現場レベルだけでなく、経営的な高い視点で、法人全体・施設単位・組織を見れる人材の育成が喫緊の課題である。
正しい思想と理念を共有できる人材を育成する為に、仕掛けは制度に、エネルギーを掛けなければ、マネジメント意識は育たない。
縦割りの殻を破る『話し合いの場作り』、互いの仕事を理解しあう『共同連携作業』、同じテーマで議論しあう『内部研修の制度』により、自発的なコミュニケーションが取れる人材育成の風土を構築する。
『自分を棚に上げて他人の責任にしない』・『直ぐに腹を立てない』・『相手の話を聞かずに決め付けない』・『報告がなければこちらから聞きに行く』などの、【職業人としての姿勢教育】を制度として定着化させる。
       
今こそ、【部下育成】が管理者の喫緊の課題である
   
経営環境も、患者・利用者の意識も変化しているのに、旧態依然の意識を持った職員では、加速度的に病院・介護施設の評判が落ちていく。
一部の職員を除き、民間企業との給与格差が広がった事や、若者の都市志向、同地域の職員同士の情報交換の頻繁化で、以前に比べて採用がしにきうくなっている。
いつも職員がコロコロ変わる病院・施設には、患者・利用者は不信感を抱きやすい。渡り鳥は仕方ないと諦めない工夫が大事。
貢献度が高く良い職員が、次々と辞めていけば、現場が疲弊し、看護・介護の品質やCS(患者・利用者満足)が劣化していく。
部下が育たないと、管理者はいつまでも現場業務に忙殺され、本来行うべき創造的な活動ができない。
第3者評価・リスクマネジメント対策・個人情報保護法対策・IT化対策等、常に新しい取組みが要求されるが、現場がついていっていない。
せっかく採用しても、部下の高いモチベーション維持の教育ができないと、悪い影響だけを受けて、非協力的な部下を作ってしまう。
ダメな部下を放置すれば、そのチーム自体もダメになってしまう可能性がある。
病院・介護施設の職員は、専門技術の外部教育は受けても、マネジメントの具体的な教育をあまり受けておらず、管理者としての知識不足がある。
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管理者として適切な教育やマネジメントを行わず、部下の『人間性』や『性格』・『資質』を問題にしているケースが多い。
       
部下の長所伸展のマネジメントで、部下を潰さず、伸ばす
   
問題箇所や悪い点を指摘し、注意するだけの指導では、なかなか部下は育たない。
褒めて認めて育てるマネジメントは、頭ごなしに叱り付けるマネジメントよりも、効果的で、部下の育成に直結する。
改めて、部下の長所を整理し、それをいかに伸ばし、改善すべき点へ再利用するかは、管理者のマネジメント次第である。
       
『コーチング教育』で、管理者の日常のコミュニケーションを変える
                     ・・・・・・・部下育成が出来る管理者への第一歩
   
コーチングとは、上司の【傾聴】・【質問】・【ヒント】の会話を駆使し、「部下に気づきを与えるコミュニケーション」である。
今までの、「指示命令型」・「一方通行型」・「トップダウン型」・「任せきり型」・「指導説教型」から、大きく異なる、部下の自発性を推進させるマネジメントである。
直ぐに答えを指導せず、会話の中から部下に考えさせる、部下にその必要性を気付かせるので、最初は手間がかかるが、部下の成長は顕著になる。
       
コーチングを定着させる土壌作りを行う
   

キーパーソンに集中的にコーチングトレーニングを行う。
コーチング研修では、2〜3時間程度で「日常のコーチングスキルの問題」・「現場で起こっている問題への対処」等を、講師に質問したり愚痴を言ったりして、講師によるコーチングを徐々に受けていく。

愚痴れる環境をつくり、その後ポジティブな会話へ誘導する。
最初は、組織批判・法人批判・上司批判・行政批判・環境非難等の愚痴が生まれるが、否定しないようにする。相手の愚痴は黙って先ず聞く。少し勢いが収まったところで、内容をポジティブな方向に針路変更する。相手の愚痴と批判内容に対して「質問」を行う。 例「どうなると君にとっての理想の姿かな?」・「その状況に移行する為に自分が出出来る事は何かな?どんな些細な事でもいいよ」・「それをやってみたら、どう変わる(どう良くなる)と思うかい?」

コーチングタイムをつくる。(1日2〜3回、ミーティングや昼食時・就業時等)
コーチングタイムをベースとした、「グループ会議」を実施する。通常会議を、コーチングスキルをフル活用した会議とする。上司が感情を抑え、聞き出しながら相手に結論を出させるように誘導する。
       
 
生き残る為の病院・介護施設の管理者教育・マネジメント11の対策
    キーワード・・・・・・
『チームワーク』と『全職員の自発的提案と行動』そして『知恵』が【内部要因での差別化】の基本
   
理念・方針の意味と詳細内容を、文書化・冊子化し、会議時・問題発生とその解決策検討時に、繰り返し確認する。字法人独自の【医療法人 ○○会 WAY】の作成と教育を徹底する。
外部セミナーでの専門教育のみでなく、自法人の風土に合わせた管理者へのマネジメント教育・職員へのモチベーション教育等、内部教育の比重を増やし、「教育システム」として確立する。
『会議運営』の仕方を教育し、経営会議から各部のミーティングまで、『会議での効果』が上がる風土をつくる。単なる連絡会や報告会・調整の為の会議だけでは、物事が周知されない。
給与面以外の『やる気』につながる風土改革、コーチングとカウンセリング導入でメンタルヘルスをシステム化する。
『部下の話を聴く上司』・『部下の課題に正面から取り組む上司』の育成は、コーチング教育の継続システムと、給与に反映しない『定期部下評価』から。
目標管理と連動したコストダウン・無駄なコストアップ撲滅を全員で徹底する「カイゼン活動」を導入し、小さなコスト改善対策を連綿と継続する。
いつでも機能評価やISO9001が取得できるよう、実質的なマニュアル整備とシステムを擬似的に実施し、既に取得した病院・施設以上の成果をだす。
『問題解決技法』・『面談技法』・『コストマネジメント技法』・『モチベーションアップ技法』の管理技術を、法人内教育に定期的に取り組む。
職員が不安感を持つような成果主義的な月給システムは、即導入せず、『固有技術と貢献度実績の評価制度による業績連動賞与』と、『高年齢者の適正給与システム』による人件費率のバランス化を早期に実現。
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多能職育成プログラムを構築し、『複合専門職』を育成する。効率的な人員配置により、無駄な人件費を抑制する。
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各部門毎に、『年度・半期・四半期行動計画書』を作成させ、定期的にチェック&コントロールする。