医療福祉のコンサルティング実例
   
◆RE−経営式 「病院・施設のISO9001取得」 コンサルティング ◆  
 1.ISO9001の概要
 
 1、ISO9001とは?

 ・財団法人日本適合性認定協会が、顧客のニーズに応えるための「プロセス」を継続的に改善していく品質
  マネジメント システムを定めた規格です。
  医療・介護業界におけるISO9001は、@医療機関・介護施設が提供する医療・介護サービスの品質をどのように
   向上させ、A患者や利用者の満足度(安心・安全・信頼)をどのように向上をさせるかという視点で審査されます。

 2、ISO9001に取り組むことのメリット

 ・医療・介護業務そのものだけでなく、受付、給食等も含めた、全体のサービスの質向上が可能です。(待ち時間、
  また内部コミュニケーションの強化により、部署間で必要な情報の共有化ができます。
 ・事故やクレーム、インシデントに対する是正・予防活動が徹底します。
 ・ 認定証を院内・施設内に掲示することにより、医療・介護サービスに対する信頼を向上させることができます。

 3、ISO9001に取り組むことのデメリット

 ・そろえなければならない書類(マニュアル類)や、取り組まなければならない項目が決まっていない
  部分があるので、現状分析をして取り組み項目を明確にしておかないと、取り組みがちぐはぐに
  なってしまう可能性があります。
 ・実際に業務を直接審査されることが多いので、施設・人員・書類をそろえていても、質問に対する
  受け答えがしっかり出来なければ審査で落ちてしまいます。 ・実務で使用する書類を作成したり、
  実務の流れをマニュアルにするため、取り組みに非常に時間と労力がかかってしまう場合があります。
 4、評価の有効期間 評価は3年間有効です。(毎年の定期審査もあります)
 2.ISO9001取得メリットの具体例
 
 1、サービスの標準化

 提供する医療・介護サービスを標準化することで、患者や利用者から見た医療・介護サービスの向上につながり、
 選ばれる医療機関・介護施設となれます。  
  → 具定例:問診表の見直し、カンファレンスの開示、アンケート結果の掲示
 2、スタッフ教育への利用

 ISO9001は、病院機能評価や福祉サービス第三者評価とは異なり、自らに必要なマニュアルや手順書を作成
 することが出来ます。またこのマニュアルや手順書のレベルも、自らのレベルに合わせて作成することが可能です。
  → 具体例:配属や教育担当による業務ギャップ解消、新人の早期戦力
 3、リスク管理体制の強化
 
 改善につながる活動を評価する仕組が出来上がるので、日常業務の中で発生したヒヤリハットや事故の水平展開
 が自然と行えるようになります。
 また食中毒や感染症といった問題も未然に防ぐ仕組を構築することで、全体としてのリスク管理体制が強化されます。  
  → 具体例:給食での注意点、臨床検査での注意点、機器・設備の衛生管理
 4、報酬への反映

 ISO9001では、報酬の算定の注意点といった事務的なマニュアル・手順書を作成することも可能です。
 現在使用しているソフトで穴となっているようなイレギュラーなケースに対しても、マニュアル・手順書を作成して
 おくことで算定の漏れを無くすことが出来ます。
 また一部の診療報酬については、第三者評価(医療機能評価・ISO9001)の認証が、算定要件となっているもの
 もあります。  → 具体例:指導管理料にあたるものの算定漏れ防止、診療報酬加算
 5、対外的な安心感の提供

  国際標準規格を認証することで、患者や利用者からの信頼感を高めることになります。
 また平成14年4月の医療広告規制緩和により、ISO認証取得を広告することができるようになっております。
  → 具体例:エントランスへの掲示、ホームページや利用案内への掲載